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境界領域に興味津々・・・・・学問と芸術、科学と精神世界、物質と精神、自然とテクノロジー、都市と農村などなど様々な境界を眺めてみたい。





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  生まれ変わる
新年を迎えて、皆さんそれぞれに今年の目標とか設定したのでしょうか?

僕の場合は・・・いつも成り行き任せなので、計画性ナシの出たとこ勝負なんです。




『生まれ変わろう』
なーんて思うことがないですか?
辛いこと・悲しいこと・イヤなことが通り過ぎたあとで。
昔は何度かそんな気持ちになったことがありました。しかし、喉もと過ぎれば・・って感じで、都合の悪いことは忘れてしまうもんです。

----------------------------------------------

カミさんのお母さんが去年の9月頃に倒れました。脳溢血。
『ひどい状況ではないので、術後はすぐに回復しますよ。』という医師の言葉と裏腹に、意識が戻らないままで数ヶ月。最初の手術の際に院内感染に罹病していたようです。

数回の手術のあと、かすかに意識が戻り始めたのが去年の12月中旬。しかし、どうも記憶が飛んでいるらしくて、自分の娘の顔を見ても名前が出てこない。まるで別人のように変わり果ててしまった母を 月に2~3回のペースで、様子を見に実家に帰っていました。

そして去年のクリスマスの前にカミさんは、ガキどもを連れて実家に帰り、病院にお見舞いに行ってました。とにかく毎日病院に押しかけ、半日子供がそこで賑やかしていたようです。これが幸いしたのか、その後どうやら年末年始は母が家に戻れそうだと。

『だから、お正月もこっちで過ごしていいかな?』

『いいよ。大事な時だから、子供と接する時間が長い方が刺激が多くていいよ。』

てなわけで、僕は仕事が切羽詰っていて、どうにも動けなかったので、年末年始は別々に過ごしていました。

年が明けて義理の弟に電話で母の状況を聞いてみた。

『孫の力はすごいな。随分気持ちが前向きになったのがわかったよ』

動かなかった右半身の力が戻り、表情も豊かになってきた。もちろんまだ一人では動けないし、記憶も戻っていない。しかし確実に回復している様子がわかったそうだ。多分、僕のガキどもは母のベッドの周りでいつものように大騒ぎしていたんだろう。

毎日病院に通って様子を見ていた義理の弟は、その変化に驚いていた。

手先の器用な彼は時間を見つけては、母が退院して家で過ごすために、玄関にスロープを作ったり手すりを付けたり(いわゆるバリアフリー)と大工仕事に打ち込んでいました。右半身の麻痺を回復させるための道具も作って用意して。

『先回りしていろいろ準備したけど、もしかすると使わないで済むかもしれないな。』

院内感染であることがわかり、周囲が”医療過誤だ”と騒ぐのを 彼は『病院の看護婦さんをはじめスタッフは全員丁寧な対応をしている。主治医も精一杯の努力をして、現状を正確に伝えてくれているので、静かに見ていて欲しい。』と言って、鎮めて回ってました。
現状を憂いて相手の不備を突くことよりも、生きている母に対して精一杯出来ることを選択したのでした。

このあとどれくらい入院が続いて、どの程度回復するのかはわからないです。けれど、半分以上あちら側の世界に行っていた母をこちら側に押し戻したのは薬や医療処置・リハビリだけではなく、母と肉親のお互いの気持ちが通っていた結果なんじゃないかな。

母は確実に生まれ変わっているのだろう。バラバラに途切れていた体の中の回路を修復していったのは、”触れ合う”という極めて原始的な刺激だったのかもしれない。


こんな詩の一節を思い出しました。

もしわたしがあなたの年老いた父親なら

どうぞ、私にふれてください

あなたがちいさかったときに

私があなたにふれたと同じように

私の手をにぎり、わたしのそばにすわって

わたしを力づけてください

私の疲れた体によりそい、あたためてください

わたしは随分しわくちゃになってしまったけれど

あなたのやさしさに力づけられる

どうぞ、何もおそれないで

ただ、わたしにふれてください

~パワー・オブ・タッチ Phyllis K.Davis (著)~


”人間の細胞の入れ替わる周期は月の公転と同じ28日、皮膚は3ヶ月くらい、小腸の上皮細胞はもっと早くて・・・”

科学の世界ではそう言われている。だから理論的には3ヶ月もすれば人間の体はすっかり入れ替わって、”新しい”自分に生まれ変わるはず。だけど、そんな理屈を超えて、人は一瞬で生まれ変わることだってできるんだなぁと、この年末年始に思ったのでした。

ちなみに一人で過ごしていた僕は・・・

12/30には軽トラックに乗ってPTAの配り物をしていたら、山道で向かい側から対向車線を超えて車が猛スピードで突っ込んできて正面衝突。(相手の軽トラックに乗っていた二人の驚いた表情が、真ん前に見えた。)でも僕は無傷で、車もちゃんと走る。運がいいなぁ~。事故の後、予定していた竹切りにも行けました。

年末にすっかり業を落としたような気分。

年明け早々の注文に応えるために、連日せっせと炭焼き。しかしその炭窯もかなり老朽化してボロボロだったのですが、この忙しい時期に崩壊・・・それでも数日かけてなんとか修復して、元旦からお神酒をあげて、火入れをしました。

やっとどうにか間に合った・・・ちょっと休もう。
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たましい | トラックバック:0 | コメント:6
(2006/01/11(水) 06:31)

<<今、とっても気になるもの | ホーム | 喰い物と心 ~ 次の世代は?>>

コメント
  おひさ、です。
気にはなっていたが迂闊に問えないところでした。ほんの少しでも回復されたご様子に一安心しました。どうかみなさんで「触れ続けて」ください。

いつも誰かを見送る度に思うことです。
「ああ、あの時に手を握ってあげればよかった」と。
そのときどきでは、こちら側の気恥ずかしさやらが先立ってしまい、つい、手を延べそびれることが多かったのです。
「思う気持ち」は掌から伝えるのが、いちばん伝わるような気がします。
URL | 空魚 #- | 2006/01/12(木) 22:52 [ 編集 ]

  どうもです。
ちょうどそちらにコメントを送ろうとしていたところでした。

病院に運ばれる前に、前兆らしきものがあったのですが、忙しさに紛れて、事前に手を打たなかったのが悔やまれました。でも、とにかく現状を受け入れて、出来る限りのことをやろうと話しています。

しかし、こういった気持ちは子供の方がストレートに伝えるみたいで、かなわないです。



URL | nano #- | 2006/01/12(木) 23:24 [ 編集 ]

  お大事に
nanoさん、大変でしたね、お察しします。

実は、正月二日の日、アルゼンチンのお友達に竹炭を見せたくて、お店の前まで行って少し様子を伺った(笑)のですが、そのときはきっと、炭窯に張り付いておられたのでしょうね。
お会いできずに残念でした。

私も前の主人の父とともに3年間病気と戦いましたが、看病する側の人間に余計な力が入ると、看病される人間には重荷だということを学びました。
子供の力加減がちょうどいいのかもしれません。

みなさんが今後もずっと、お母様と笑顔で過ごされますように。
URL | ちゅり #P0vgGwAM | 2006/01/14(土) 17:14 [ 編集 ]

  Re:お大事に
ちゅりさん、正月早々に来ていただいたのにスイマセン。それもはるばるアルゼンチンからのお友達・・
次回は是非。

お心遣いありがとうございます。
やはり元気で生活できるのが何よりですね。

URL | nano #- | 2006/01/15(日) 08:03 [ 編集 ]

  すもも
ありがとうございました。奥様にヨロシク♪
2回目のダンボールコンポストをやつと始めたけど、
これから夏に向かって暑くなるから、去年のダンポとは勝手が違ってくるでしょうね。
わからない時は聞きに行きますからヨロシクお願いします。
URL | bali #MEc8d.eI | 2006/07/01(土) 00:17 [ 編集 ]

  baliさん どうもです
野菜が沢山収穫できて何よりです。町に住んでいてながら堆肥を作って菜園で育てる・・・最高の循環だと思います。

僕は今年苗ものの植え付けが遅くなったので、まだ収穫してませんが、トマトは強烈に実をつけています。

わからないことはいつでも・何でも聞いて下さい。
URL | nano #- | 2006/07/01(土) 12:52 [ 編集 ]

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