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境界領域に興味津々・・・・・学問と芸術、科学と精神世界、物質と精神、自然とテクノロジー、都市と農村などなど様々な境界を眺めてみたい。





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  病院じゃなくて助産院 その1
西日本新聞連載のロングヒットになっている「食卓の向こう側」で、7月末のシリーズでは僕の長女の出産の際にお世話になった春日助産院が舞台になっています。

この特集に関して折り込みチラシが入っていた事でも、編集部の力の入れようが伺えます。(下図)

050803as.jpg




食に関する人々の意識は多分この連載で、随分変わってきたのではないかな?と思います。結構スゴい現代の食の裏側を書き綴っていましたからね。(でもそれが知られてなかったことのほうがおかしい・・と僕は思っている。)

この連載の反響の結果として想像できるのは、”無農薬・大自然の・こだわりの”食材といった部分をみんなが求める つまり、情報としての付加価値のついた農産物に消費者が殺到するということです。ここまでであれば、相変わらず”消費者”として、他人に生産を任せる=自分は観客で鑑賞するばかりで舞台に上がることがない ところで終わりです。

でも、助産院の出産の話に繋げたのが、この編集部が秀逸な人材を抱えている所以です。(その前に脳と食の関係・環境ホルモンなどの特集も組んでいます。)

お産は他人がすることではなくて、自分が主役となって舞台に上がらないといけない(男は無理だけど。)場面だからです。普通の産婦人科では医者に取られますが・・。
そして、母親の食生活が胎児そして生まれた新生児の健康に大きく影響することが、連載のテーマです。

僕にとって助産院や自宅で生むというのは”当然のこと”のようになっていますが(変わってるでしょ?)、そもそも何でそんな選択をしたのか? 忘れていた部分を今度の連載で思い出しました。

おかしくなったのはいつからか?

戦後、欧米型の出産・子育てが始まってからですね。産婆さんから産婦人科に替わり、母乳からミルクに。なんだ、GHQの策略だったんじゃないか。(学校給食のパン食・粉ミルクと並行している。)

●牛じゃないんだから、人間の赤ん坊にミルクを飲ませるのはどうか?

●どうして生まれたばかりで母親と隔離するのか?

●切開・促進剤の投与は誰でも必要なのか?

産婦人科の立場から言うと、それぞれに”科学的な裏付け”としてのデータを出すことでしょう。しかしそれは裏付けの帳尻を合わせるためのデータのはず。
一人の命を授かって生まれ・育てるために上記の条件は、僕の場合どうも”感覚的に”受け入れられなかったのが事実です。

助産院ではまず食生活の指導が厳しく行われます。と言っても、ごはん・味噌汁・漬け物 の和食に変えることだけが基本ですが、肉・乳製品は食うな!ってことになります。

この段階でGHQの束縛からカイホーされて、ちょっと昔の生活に戻ることになります。

●「骨を丈夫にするカルシウムを取るためにミルク」→「日本人はカルシウムは海草や小魚から。」
(骨ばっかり丈夫にしたいならミルクをどうぞ。と助産院では聞いた。)

●「良質なたんぱく質を摂るために、肉・乳製品」→「豆腐や納豆」

●「妊婦は栄養をつけて安静に。」→「粗食にして運動をすること。」運動は雑巾がけ・長時間の散歩・ストレッチなど結構ハード。

出産に適した体(母子ともに安全に生まれるためその他)にするために、意識改革を求められます。「イヤならフツーの産婦人科に行ったら?」ビシッと言われます。 おわかりでしょうか? 主役になるためにはそれなりの稽古を積まないとふるい落とされるわけです。

単純に医療現場としての産婦人科であれば、こういった指導を一切しないで、贅沢な食事・安静にすることにしておけば”出産に適さない”母体が確実に出来上がるので、医療行為の介入する機会が増えて好都合です。(子宮が開かない・血圧が下がるなどなど)そこで、切開すれば保険の対象となりますから、お医者さんは儲かるわけです。また、お産のあとのトラブルが多いほど都合よく産婦人科に相談に来ますね。

「建物がきれいな産婦人科ほど医療行為が多い」=保険を利用している産婦人科 と助産院で教えてくれました。一時期流行った”フランス料理フルコース”が出る産婦人科なんかその典型でしょう。

現状として、産婦人科医は減少傾向にあります。激務に加えリスクの多い出産で訴訟沙汰が多くなっているので激減しています。

リスクの多い出産は、母親が”子を生む”体を自分で整えていなかった結果です。それはとりもなおさず、食べ物・生まれてくる命、そして自分の置かれている環境に対する認識が薄かったという結果でしょう。

とりあえず食べ物から変えてみたらどうでしょう?オーガニックとか完全無農薬じゃなくても、とりあえず”ごはん 味噌汁 漬け物”。きっと心も体も軽くなるはずです。

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たましい | トラックバック:0 | コメント:9
(2005/08/03(水) 02:22)

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コメント
  補足
産婦人科で・・・
●どうして生まれたばかりで母親と隔離するのか?

多分、今でも”スポック博士の育児書”がバイブルのように信仰されている結果でしょう。あるいは、母乳由来の免疫機能を喪失させる策略でしょうかね?

●切開・促進剤の投与は誰でも必要なのか?

特集の中では、お産が月~金の昼間以外になりそうな時は、「ドクターが不在」ということで、上記の操作が入るんじゃないか?という調査結果が示されています。

自然な状態では潮が満ちてくる時にお産が多くなるはずですが、感覚としてイヤなのは、上記の操作で”潮が引くとき”に引っ張り出すことです。
それがどういうことか、「自然の摂理の中」で想像してほしいです。
URL | nano #- | 2005/08/03(水) 02:52 [ 編集 ]

  あれ、途中で行っちゃった。もう一度「おはよう」
まあた、スポック船長か。
ベストセラーになったあと、
著者自身が自著を否定する声明を
出したはずなのにね。
その辺りのことは島国には
届かないみたいだね。
ま、理論の訂正と言うよりは
ベトナムへ向かう若者に
「心を傷めて」の「否定」だったようだけど、、。
もういちど「僕ら自身」の生き方を
掘り起こして、次世代に遺しておかなければ、「知恵の発掘」は不可能になりそうです。
URL | 空魚 #- | 2005/08/03(水) 07:34 [ 編集 ]

  今になっても
舶来品には何か妙なコンプレックスでもあるのかな?
船長の話は、ある時点での「常識」は時間の経過とともに覆ってしまう良い例だとは思いますが。

いずれにしても、家畜のように人為的なコントロールの許で新しい命を迎えるのが唯一の選択枝でないというメッセージだけは残しておきたいですね。
URL | nano #- | 2005/08/04(木) 23:53 [ 編集 ]

  医療行為
排卵促進剤、陣痛誘発剤。
何でもありますね。夜勤帯の出産にならぬようコントロールしてみたり・・・
人間の体を何だと思ってるんだ!
人体実験してるんじゃない!
副作用として、双子ちゃんの出産が富に増えている。(長女の学年60人に4組)
確かに女性の社会進出は女性の体型を進化させた。しかし、その機能を大きく犠牲にしたと言わざるを得ない。過度なダイエット。自動車免許取得率の高騰。安直な食生活も遠因は此処にあると見ている。なぜならば、女性は子を産み育てる機能を有している。
これからやっぱり「大人再教育」の時代かな?
URL | owl #- | 2005/08/06(土) 14:52 [ 編集 ]

  そうなんですか!
出産まじかまで、働いていました。
普通に、布団の上げ下ろしから雑巾がけをして食事は、自分の食べたいものばかりでした。
煮物に魚料理。お茶うけにはぬか漬。
小腹がすいたら、にぼしをつまんでいました。

誰に教えられたわけでもありません。
育児書を読んでいる暇もありませんでしたので。
お陰で授乳もたっぷりでました。
頭で考えず、自分の本能のままに従って子育てをしよう!それが私の心の支えでした。
ですから、退院後も1週間で普通の生活に戻りました。

なんだか、自分のやってきたことが間違いでなかったんだと誉めてもらえたように思え、嬉しくなりました。

親になる自覚もなく親になってしまったと心のすみで恥じる自分の気持ちが解き放たれたように晴れ晴れとした気分です。



URL | eko #- | 2005/08/06(土) 19:50 [ 編集 ]

  Re:医療行為
この特集記事を読んでいた女性にこの話題を持ち出すと、「知らなかった。私の体ははこんな風に扱われていたんだ・・。」と一様に衝撃を受けているのがわかりました。

医療技術という名の許において、利益を貪り、人間の尊厳を損なうような行為がなされていたわけです。楽しくないね。

昔に比べると女の子の初潮が早くなっていませんか? それはもしかして、牛のミルクを与える事と関係していないかな? でも、役場に乳幼児健診に行けば”あなたのお子さんは小さいから、もっとミルクを飲ませなさい。”と言われます。大きければいいのか? 小さいのはいけないことか? みんな規格品みたいに平均値にそろえるのが仕事なんだろうか?

やはり「大人再教育」ですかね。
URL | nano #- | 2005/08/07(日) 15:40 [ 編集 ]

  Re:そうなんですか!
ekoさん
煮物に魚料理・ぬか漬、おやつににぼしなんて理想的な食生活ですね。さすがです。1週間で元の体に戻ったのはekoさんの食生活というよりは、心掛けが自然の摂理から外れていない証拠でしょう。きっと元気なお子さんに育っているんでしょうねー。

> 頭で考えず、自分の本能のままに従って子育てをしよう!それが私の心の支えでした。

→本能でここまでやれるのが凄いです。本来女性はそういう感覚を持っているんでしょうけど、そうするためには改めて”勉強”しないといけない原因は何なのでしょうね?

ekoさんみたいな考えのお母さんが増えると、もっと楽しい社会が見えてきそうな気がするなぁ~。


URL | nano #- | 2005/08/07(日) 16:11 [ 編集 ]

  ばんわ
ネコがね、
あ、いや突然すみません。
イヌやネコは基本的に他の動物の視線の届くところでは出産しません。危険だからです。
ところが、最近のペットは「見てくれ」と「自分の出産への立ち会い」を、
飼い主に要求します。
特殊な例ではなく、一般的にそうだと言うことは、なんだかこの話題に通底しているような気がします。
「自立していない状態での出産」と言う意味においてです。
人間に置き換えれば「親離れ」「子離れ」を済ましていない娘が、「親になってしまう」という状況に酷似しています。
その大元をたどれば、
また「食い物」の話になりますなぁ。
URL | 空魚 #- | 2005/08/07(日) 19:47 [ 編集 ]

  Re:ばんわ
そうかぁ~、そういう意味では僕の家にいたネコは人目に付かない部屋の隅で沢山生んでたから、まだ野生の血が残っていたんだな。見に行ったら何だか迷惑そうだった。

正直に言うと、むかし「じゃりんこチエ」という漫画で『ガキなんか押入れで生んだらええんや。』とネコ同士で話し合っていたせりふがずっと頭の中にあって、”そう言えばそうだなぁ~、人間だって・・”と思って、自宅で子供を迎えようと思った次第でした。イヌ・ネコでもそんな時代は終わったんですね。

彼らのエサも昔に比べるとスゴいものに変わっているんだろうな。当然、人間のエサよりもひどいものに違いないね。

このところ”中国の美しい風景・貴重な動物の映像”が脳裏から離れません。地球はまさに瀕死の状態ですな。
URL | nano #- | 2005/08/08(月) 01:08 [ 編集 ]

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